もっと自然に話す:会話で避けたい間違い
きちんと話せるのに「教科書っぽい」と言われませんか。よくある癖が原因です。しかも、すぐに直せます。
上手に話すことは、本のように話すことではない
文法はしっかり身についているのに、話すフランス語が教科書のように響いてしまう。よくあることです。原因はレベルではなく、自然さを妨げるいくつかの癖にあります。しかも、ゼロからやり直さなくても直せます。
癖 1:ぜんぶを完璧な一文に詰め込もうとする
会話では、誰も完全で入り組んだ文を話しません。フランス語話者は区切り、ためらい、言い直します。短い文と間を自分に許してください。「昨日…映画に行ったんだ。よかったよ。ほんとに。」のほうが、非の打ちどころのない長い従属節より自然に響きます。
癖 2:日常の小さな言葉を落としてしまう
話し言葉のフランス語は、教科書に出てこない言葉であふれています。du coup、en fait、bref、genre、quoi。使いすぎない範囲で入れるだけで、ぐっと本物らしく聞こえます。
癖 3:母語から逐語訳してしまう
言い回しは字義どおりには移せません。「暑い」は je suis chaud ではなく j'ai chaud です。文がしっくりこないときは、自分の単語をどう訳すかではなく、フランス語話者ならその考えをどう言うかを考えてみましょう。
癖 4:沈黙を怖がる
間をすべて「えー」で埋めると、リズムが壊れます。品よく時間を稼ぐ言い方をいくつか覚えましょう。comment dire…、attends、justement。考える余裕を作りながら、会話の中にとどまれます。
癖 5:自分の声を録音しない
聞こえないものは直せません。スマートフォンで 1 分だけ録音し、あとで聞き返してみてください。口ぐせ、ためらい、練習すべき音が、話している最中よりずっとよく分かります。
具体的な進め方
この一覧からひとつ選び、1 週間そこだけに集中しましょう。スピーキングでは、癖はひとつずつ直すのが近道です。そのうえで、実際の場面でその場で直してくれる講師と練習すること。「正しいフランス語」を「流れるフランス語」に変える、いちばん速い方法です。